平家平の名通り平坦な山姿に美しい笹原が広がる山頂には、高知、愛媛県から数々のルートが伸びているが、今回は愛媛側の中七番登山口から、送電線の保線路を利用して山頂を目指す。
トイレに立ち寄った西赤石山の登山口には5〜6台の登山者の車が止まって人気の高さをうかがわせるが、平家平登山口では住友フォレスターハウスも休業中で閑散としている。
登山口から山頂部を見上げると標高1200mから上部は流れの早い雲がかかり、山頂付近の風の強さを感じさせる。稜線まではぐんぐんと高度を稼ぐコースは、最初は肌寒く感じていたが、風も無く時折日差しが射すと、たちまち汗が吹き出る。
3つほど鉄塔をやり過ごして、標高1300mから始まる美しい霧氷地帯に突入すると「ワー!綺麗〜」とあちらこちらから歓声が聞こえる。ここから山頂まではまさに霧氷のトンネル歩き、強風吹く稜線では寒いのも忘れ霧氷見物に夢中、写真撮影に大忙しで中々前に進まない。
しかし、山頂はガスに中で展望は得られず残念、記念写真を撮り早々に下山する。登山道を20分ほど下るとガスの下部に出て展望が開ける、高知側の稲叢山や西門山、遠くに太平洋も見えている。稜線で繋がる大座礼山も霧氷で白く化粧している。
風が無い登山道脇に陣取りのんびりと昼食タイムとする。日が高くなり太陽の日差しが霧氷を溶かし始めると、強い北風に吹かれて大きな凍りの塊が遠慮無く落下してくる、まさに霧氷の吹雪状態の中を、皆さん子供のような笑顔で下山する。
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