見ノ越の駐車場は、キレンゲショウマの咲くこの時期は大型バスなどで込み合っていることが多いのだが、思ったほど車が停まっていなかった。抜ける様な青空の中、リフトに乗り、西島駅まで一気に登る。眼下には花が次々と現れ、期待感を増していきながら刀掛の松までゆっくり登り、行場に下っていく。
ナンゴククガイソウ、シコクフウロなどの花が次々現れる。岩場の上に二輪のキレンゲショウマが可憐に咲き始めていた。群生が現れ、開いたばかりの花や、蕾も沢山あり咲く直前でふっくらと膨らんでいる。今年は7月末が少し冷え込んだこともあり、花期が遅めのようだ。辺りにはギンバイソウも群生していて、白い花が黄色とのコントラストでより美しく感じる。
登り返しの場所は一面キレンゲショウマの群生が広がっていた。行場をでて頂上に向い、展望がいいので先にお昼ごはんにした。本日は冷たいお素麺をお店からの御接待でみなさんに食べて頂く。汗をかいてほてった身体に、喉越しのよい冷たいお素麺はとっても美味しい。
ガスが晴れ、丸笹山、塔ノ丸が目の前に現れ、次郎笈から三嶺も一望できた。「あの山は何?」との質問が飛び交う。頂上から次郎笈に向う美しい稜線の道から下山する。晴れてよかったな、と素直な喜びが溢れてくる。
木漏れ日を楽しみながらゆっくり西島駅に下る。目を閉じると山の風景がよみがえってくるような、夏の剣山を満喫した一日だった。
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