夏の石鎚山系の縦走ということで、参加者の皆さんは気合も十分。ガス湧く寒風山登山口から、稜線の桑瀬峠を目指して歩行開始。
樹林帯の中は予想通りの蒸し暑さで、早速水分補給。夏の登山なので、水は最低でも2L以上必要です。樹林帯を越えるとガスが流れ始め、青空の中に寒風山の勇姿が現れて、一同大感激。俄然、登頂意欲を掻き立てられました。
笹原から広葉樹の森を経由した緩やかな登りは、ハシゴ場を通過すると一変、前衛峰の厳しい登りになりました。ブナの森を抜け、笹原のスロープを歩き、高山植物のシコクフウロの可憐な姿を楽しみながら歩けば、寒風山山頂に到着。山頂では谷から吹き上げる涼風が気持良いランチタイムを演出してくれました。
先程までの青空から一変、すっかりガスに包まれた中、笹ヶ峰へ向けて出発します。岩場を慎重に笹原の稜線に下り、緩やかな登りを歩きますが、ガスのため周囲の景色が見えず、目指すべきピークまでの高低差や距離感がつかめませんでした。
気が付けばコメツツジ咲く笹ヶ峰の山頂部に出ていました。山頂はラッキーなことに再び青空が広がり、そこはまさしく思い描いていた夏山の風景そのものだったのです。
下山路は山頂から南へ、笹をつかみながらの急降下となりました。笹は深い所で肩辺りまで在り、岩や木の根の路面は判別し辛く、足で探りながら、障害物を伝言しながらの下山は結構ハードなものとなりました。でも誰もが楽しそうだったのがとても印象的で、念願の縦走ができた満足感を土産に、山を後にしました。
今回の山行で、下草はきれいに刈られ、ハシゴやロープにまで整備が行き届いて快適な登山ができました。ボランティアで整備されている方のご苦労には頭が下がります。 |