高丸山一帯は、2004年度に「高丸山千年の森」として整備され、標高1000mの登山口には研修所やエコトイレ、駐車場などが設置されている。
到着時小雨程度だった千年の森広場では、登山の出発準備中から雨足が強くなる。昼に向かい回復傾向の予報だが、梅雨時期の特に山の天気は目まぐるしく変わる。
登山口からしばらく進みコンクリートの舗装が切れると「高丸山自然環境保全地域」ここからは鬱蒼とした樹林帯歩き、木々に遮られ雨もそれほど気にならない。水飲み場で一休みして、分岐は三ツ尾峠へ向かう。
足元にはフタリシズカの群生が広がりブナの巨木が聳え立つ。杉林の中にある三つ尾峠から山頂へは急坂が続くが、赤いヤマツツジが時々顔をだして急登の疲れを癒してくれる。
左手に西三子山を望みながら、じっくり20分あまりがんばると山頂に到着する。雲の流れが早く天候は急速に回復している。雲の間から時々広がる展望を楽しみながら昼食タイムとする。
下りは北東への尾根を下るが、雨で濡れた急坂の登山道は滑り易い。鞍部は「はたたて」。昔、この場所に「のろし場」があり、旗を立てて通信に使われたのが名前の由来。ここから道は方向を変え山腹を巻きながら、高度を下げていく。
傾斜が緩くなりしばらく進むと高丸山荘、小屋の周辺は見事なブナの巨木が立ち並び、ミズナラ、ハリキリ、ケヤキなどが混在する森は、雨に濡れ生き生きと輝き見事な景観を醸し出す。前方に分岐が見え出せば周遊コースの完成、コンクリートの道を千年の森広場へと帰る。
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