春を呼ぶ花として知られる福寿草を訪ねて、徳島県東祖谷村にある寒峰へ。国道32号線から大歩危を抜け国道439号線の下瀬集落から「八幡神社」のカンバンに案内され、北の細い道に入る。
人家の間を縫いながらやがて住吉神社に着くが、今回は奥に伸びる林道を終点まで進み、上の登山口から寒峰を目指す。
登山口から20分ほどの急登でフクジュソウ群生地に到着するが、花はまだ早く2〜3分咲き状態、先日降ったのか薄っすらと白い雪景色が広がり、花びらの上にも残雪が見られる。
ここから上部には凍った雪道が続き滑りやすい。四等三角点のある栗枝渡では南側の展望が開け、三嶺から天狗塚の稜線が白く輝いて見える。
1518m独標の自然林を右から巻いてコルに出るが、積雪が多く50cm近くある。ブナの巨木の林を抜けて、昔お堂があったという寒風峠で、風を避け少し早い昼食タイムとする。
山名の由来が示すように頂上には樹木がなく寒々とした感じから名づけられたと言われているゆえに、頂上からの展望は見事で360度の眺望が広がる。
山頂は風が強く長いはできず滑らないように注意しながら早々に退散する。気温が上がりだし雪の解けた群生地には、凍てついた朝とはうって変わり、黄色い可憐なフクジュソウが生き生きと花びらを広げ春の訪れが近いことを予感させる。林道上部の登山口を利用したので、往復で50分ほど時間短縮の楽々登山となり皆さん大喜びでした。
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