登山口に到着すると温度計は12℃を指している。無風で明るく照りつける日差しもあり、早春のような穏やか気候の中での山歩きとなった。
端正な山姿から別名「阿波富士」とも呼ばれている高越山を見上げると、山肌には雪は無く少し残念そう。ふいご温泉の近くに車を駐車して100mほど車道を歩く。右手の道端に小さな登山口の道標があるので見落とさないよう注意して進む。
ジグザグに登る林道はやがて尾根に取り付き、四国電力の鉄塔整備の道に変わる。中でも46番鉄塔下は眼下に吉野川から讃岐山脈までの展望も開け一息つくのには最適な場所。やがて山道と鉄塔整備道と分岐が出てくるが左の山道に入り、しばらく進むと林道に出る。ここが中間地点の「中ノ郷」で、立派な鳥居をくぐればベンチもある広場で一休み。横にはショウブの茂る池もあるが一面氷つき、今朝の冷え込みの厳しさが伺える。
ここからは傾斜もきつくなり、道標に示された山頂までの距離が減るのを確認しながら黙々と登る。やがて登山道も雪道に変わり朽ち果てた女人堂を過ぎると、赤レンガの門柱が出てくるが、女人禁制の結界の跡で昔の面影を残している。
見事な山門が見えてくると急な石段も除雪され安全に通行できるよう整備されていた。山門のよこから10分ほどで弘法大師の銅像が立つ山頂に到着。見晴らしは悪いので、少し尾根沿いに奥に進むと剣山から三嶺・天狗まで白く輝く高峰が見られ大喜び。
お昼は高越寺まで下山するが、快くお寺の休憩所を使わせてもらい、その上ストーブまでつけていただいた管理人さんには大感謝、大変お世話になりありがとうございました。
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