四国の山歩き
東宮山 1091m (徳島県)

二つの祠と、二つの拝殿の歴史に思いを馳せる。

四国の山歩き(ベースキャンプ)
四国の山歩き入門

2009年1月20日 (火)

四国の山歩き 気温・天気

山頂9度

晴れ 時々 曇り

四国の山歩き 四国白地図
四国の山歩き コース

高松店⇒ 丸亀店⇒ ゆうゆう館⇒ 川井峠白い神様登山口→ 大師堂→ 天行山→ 林道合流→ 東宮神社→
  5:48     6:25   7:21〜28        8:38〜58       9:35〜40 9:50〜53  10:23〜31  10:56〜11:02

東宮山(昼食)→ 川井峠白い神様登山口⇒ つるぎの湯大桜(入浴)⇒ 三木家住宅⇒ 閑定の滝⇒ ゆうゆう館⇒
11:30〜12:00       13:05〜15          13:29〜14:20       14:45〜53   15:30〜35   16:06〜17

丸亀店⇒ 高松店
17:13    18:00

四国の山歩き レポート

朝の気温は0℃。しかし、日中の気温は高いのだろうか、周辺には雪の痕跡がわずかに見える程度だ。うす曇の空から、柔らかな陽光が、差し込んでいる。春を思わせる雰囲気だが、今日の暦はうらはらな大寒。川井峠のしだれ桜は、まだ蕾さえつけていない。

植林の中を歩く。苔むした路肩の石積みに、歴史を感じる。弘法大師が一夜にして作り上げたという、一夜建立階段をすぎると天行山窟大師。岩壁に食い込む大師堂が往時を偲ばせる。沢山の遺構を抜けて天行山に立つ。小さいが、川井の集落を見守るような位置にある。

規則正しく並ぶ杉林。間伐材が苔に覆われ緑に染まる。コウヤボウキの薄桃色の綿毛、マツカゼソウの残花、斑に広がる雪と落葉。その静寂を乱す、イノシシの痕跡。樹冠で遠巻きに噂話をするのは、ヤマガラか、コガラか?ヒヨドリのヒステリックな叫び声が響いた。

ピークの南面をトラバースすると、東宮神社に突き当たる。すぐ北側には春宮神社が祀られる。互いに並び東へ鳥居を開いている。神社の背後に広がる、美しい自然林をつめていく。再び、仲良く並ぶ、素朴な石の供物台。そして、山頂にも二つの祠が、並んでいる。かつて、一つに祀られていた二つの集落の祭神は、あるもめごと以来、別々に祀られるようになったという。しかし、今それを見るわたしたちには、穏やかで仲睦まじい姿に見える。いつしかうす雲は払われ、うららかな大気に包まれていた。

やせ尾根を下山する。青い空に、ヤドリギの果実が映える。落葉した樹木の隙間に、白く輝く剣山の一角が見えている。奥深い山村にひかえる信仰の山は、小春日和のなかで優しくわたしたちを抱擁してくれた。

 

剣山が見える川井峠

さあ行きましょう

春にはしだれ桜が咲く

大師堂に続く古道

ニホンリスが遊ぶ森 

一夜建立階段

多くの遺構が建ち並ぶ

急登を進めば

天行山です

天行山は925m

イノシシが掘り返した道

スギ植林、明瞭な道

分岐から東宮神社へ

間伐材を覆う苔

南が開けた

東宮神社と

春宮神社

二つの神社が並んでいる

山頂までもうひとがんばり

美しい自然林

石の供物台も二つ

そして山頂へ

小春日和の東宮山

高城山が見える山頂

山頂にも祠が二つ

ヤドリギの実が鳥たちを誘う

きつい下り

ちょっと危険なやせ尾根

ヒオウギの実

薄桃色のコウヤボウキの綿毛

あっという間に登山口

つるぎの湯 大桜で入浴

国指定重文の三木家

深い山奥、山岳武士の末裔

最後は閑定の滝

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