高城山 1628m (徳島県)

徳島最奥の山、ブナの立ち並ぶ登山道を、枯葉を踏みしめて歩く。

四国の山歩き 高城山(ベースキャンプ)

2008年11月28日 (金)

-2度  

晴れ 
四国の山歩き(べースキャンプ)


丸亀店⇒ 高松店⇒ ローソン⇒ 夏子休憩所⇒ 大中尾公衆便所⇒ ファガスの森⇒ 第一コル登山口→急登前広場→
  6:25    6:57    6:58     7:47〜56      8:58〜9:02      9:37〜42     9:44〜10:04    10:50〜55

  山頂→ 南尾根鉄塔→ 第一コル登山口(昼食)⇒ 四季美谷温泉⇒ 美郷物産館⇒ 高松店⇒ 丸亀店
11:17〜42  12:17〜22     13:10〜30        14:30〜15:26    16:48〜17:00   18:13   18:45


久しぶりに全線開通した、剣山スーパー林道を走る。しかし、12月1日からは、冬季閉鎖となってしまう。ファガスの森も、シャッターを下ろして、冬を待つばかり。背後に広がるブナやヒメシャラは、すっかり葉を落とし、青い空にひび割れ模様を広げている。

第一コルから山へと向かう。北西の風が吹き付ける、冬枯れの尾根は−2℃。強風にあおられる枝先に、煌くものが見える。まだ若い霧氷が、細枝にしがみつき、成長のときを待っているのだ。ブナたちは、蔓延る霜に幹を覆われて、凍えている。登山道には、ブナの落葉が、丹念に敷き詰められ、粉砂糖で飾られる。傾斜を増す尾根の向こうで、太陽が呼んでいる。ガラス細工の枝を透過する光線が、砂糖菓子の道に木漏れ日を落とす。凍りつくロープを掴んで、輝く梢を仰ぎ見る。そして、眩しさに目を細める。

そこは、暖かい場所だった。冷たい北風を防いでくれる、南向きの山頂。周りの樹木への着氷を許さない陽光が、降り注ぐ。西に続く山並みの先に、樫戸丸が見える。北西面は霧氷が張り付き、南面は冬枯れの穏やかな樹林。その左肩から、雪を載せた剣山が、のぞいている。東には、ブナの森から頭を突き出す、雨量レーダーの丸い頭。

冷たく冴え渡る冬が、尾根の北側で、薄暗い谷筋で、待ち構えている。太陽の力が弱まるのを待っている。季節のせめぎ合いを見せる稜線のように、わたしたちの心も浮き足立っている。

スーパー林道から出発

気持ちのいい尾根の道

樹上に煌くものが・・・

木の幹には樹霜が

凍てつく林床

岩場を越えて奥へ進む

そこに待っていたものは霧氷

剣山も白い雪が

この時期特有の繊細さ

陽光に讃えられて

輝きに包まれて

じっと耐える姿

青の中で際立つ

砂糖菓子になったブナの落葉

霧氷に囲まれたレーダーが見える

白い森の中で

厳しい急登

あの太陽まで行けば

山頂だ

高城山ピークの陽だまりで

縦走して林道へ向かう

気の抜けない岩場

真剣な表情

レーダーが目の前に

氷に閉じ込められた秋

霧氷と共に

氷柱ごしに見る世界

レーダーをあとにする

南尾根に下山

雪遊びの林道歩き

徳島のヘソから大展望