2007年10月6日 (土)
12度 山頂30度
高松店 ⇒ 丸亀店 ⇒ ローソン ⇒ 貞光ゆうゆう館 ⇒ 見ノ越駐車場 → 西島駅 → 合流点 → 5:50 6:27 6:32〜39 7:35〜40 8:55〜9:10 10:05〜10 10:45〜55
次郎笈 → 小休止→ 剣山 → 西島駅→ 見ノ越駐車場 ⇒ 岩戸温泉 ⇒ 丸亀店 ⇒ 高松店 11:30〜12:00 12:35〜42 13:00〜20 13:43〜50 14:25〜35 15:23〜16:20 17:38 18:23
気温は12℃。とうに日は昇っているが、森の底まで陽光は届かない。 先端を鹿に食べられてしまったツリフネソウが、所在なさげに地面すれすれに花を咲かしている。 湿度の高い沢沿いには、花を終えたテンニンソウに混じって、深い紫のシコクブシがふっくらとした花を並べている。 ナナカマドとオオカメノキが、枝もたわわに真っ赤な実をつけているが、葉は青々としたままだ。 苔に覆われた林床にブナの森が立ち上がる。見上げれば、光を透かしたちぎり絵のような林冠に、目を奪われる。 居座る夏の隙間を狙い秋が染み込もうとするが、どうも上手くいってないようだね。 南西の視界が開けた。剣山の西側を巻くトラバース。三嶺から伸びる長大な尾根の次郎笈まで続く様が、手にとるように見える。大気は秋へと置換が完了しているようだね。展望はその人の視力が許す限りどこまでも見渡せる。 剣山から次郎笈へと向かう主稜線に合流した。いくぶんきいろみを増した笹原がリズム良くたおやかなうねりを繰り返す。山襞の谷間は、シラビソが這い上がろうとするが、稜線までは届くことはない。 紅葉をあきらめて、葉を落とし始めたコメツツジのあいだを縫って、次郎笈の山頂へと立った。西へと視線を落とすと広大な笹原がせり上がり丸石山となる。さらに奥には高ノ瀬が森につつまれる。そこから南には石立山へと向かう険しい尾根。北には蒼天を背景に、剣山が白い露岩を散りばめて、東の一ノ森へと尾根を伸ばす。 笹原に埋もれてフウロの葉が紅く染まる。剣山への一本道を花盛りのリンドウたちに見送られながら登り返す。いつになれば錦秋を纏った山を見せてくれるのだろうか? 「早くしないと冬がやってくるよ。」心の中で山に呼びかける。「また近いうちに見に来るよ。」心の中で山に呼びかける。
岩戸温泉 :http://www.tsci.or.jp/itiu/itiu-iwado.html (徳島県)美馬郡剣町一宇赤松6-9 TEL:(0883)67-2826