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ブログ休止のお知らせ

いつもアクセス頂きありがとうございます。帰国後、何か稼げる仕事はないか探していましたが、九州は福岡県での仕事が決まりました。半年か1年程度資金稼ぎに専念します。誠に勝ってながら「増井俊夫の自転車ひとり旅」はしばらく休止とさせて頂きます。

盗難事件以来、心にポッカリ穴が空いてしまったように僕の時間は止まったままでした。再チャレンジの日までは、まだまだ時間が必要ですが、最後まで夢をあきらめずに少しづつ前進しようと思います。

パワーアップして復活できる日が来るよう頑張りますので、その時はぜひよろしくお願いします。

増井 俊夫

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盗難事件の後始末

家に戻った日からやることはたくさんありました。海外旅行保険の請求にトラベラーズチェックの再発行申請などなど。済んでしまったことは仕方ないけれど、帰国した後もその始末はとても大変でした。

なんとか保険金もおり、トラベラーズチェックの再発行もできました。しかしとてもすぐに再出発できるような状態ではありません。せっかく帰国したのだし、しばらく働いて十分な資金を用意してからヨーロッパへの準備をする予定です。

帰国しました

8月6日午後3時、成田空港に到着しました。パスポートではなく、帰国のための渡航書だったため、入国の手続きがほんのちょっと違ったぐらいでスムーズに空港を出れました。その後残ったドルを全て円に両替し、早いと評判のスカイライナーで都内へ。新宿では5カ月ぶりに散髪し、さっぱりして大阪行きの夜行バスへ乗りました。

翌7日は神戸のサウナに泊まり、8日はJリーグの神戸VS浦和を観戦した後、夜のフェリーで高松へ。そして9日の朝、家に帰りました。

アラスカを後に

フェアバンクスでの盗難事件から10日、なんとか帰国当日をむかえた今朝、不思議な夢を見た。盗まれたはずの自分の自転車が目の前にあったのだ。信じられない!これは夢か?夢なら痛くないはずだと自分で自分をおもいっきり殴ってみたらまったく痛くなかった・・・

アラスカには速足で秋が近付いていた。アンカレッジではそろそろ白夜も終わり、昨夜は大規模なオーロラが見えるのではないかとニュースで知った。今年は何年かに一度の太陽活動が活発なオーロラの当り年だそうだ。ひょっとしたら見れないかなと昨夜何度か空を見上げたが、見ることはできなかった。

予定どおりならアラスカ、ダルトンハイウェイの北限「プルドべイ」まで走り、フェアバンクスまで戻った後、オーロラを見てから8月末にはヨーロッパに飛ぶつもりだった。大変な宿題を残してしまった。いつになるかはわからないが、なんとかもう一度アラスカにリベンジしたいと思う。

夜8時のユナイテッド航空シカゴ行きの便に乗り込む。シカゴまで約6時間、空港で6時間待ちの後、成田行きで約12時間。地図で見るとすごく遠回りだったがとにかく日本に帰れればそれでいい。

帰国まで4日

今日は月曜日。朝から日本領事館にて帰国のための渡航書を申請する。よく旅人の間では、こうゆう場合の大使館・領事館の対応は事務的で冷たいものだと言われる。だがアンカレッジの領事館の方の対応はとても丁寧で本当に親切にして頂いた。

本当はパスポートの再発行を勧められたが、費用もかかるし、頭がボサボサで髭だらけの汚い顔写真が5年・10年と自分の身分証明になるのはイヤだった。夕方には無事渡航書を受け取りこれでほぼ帰国の準備はできた。

盗難事件から4日目!

昨日予約したユナイテッド航空に確認の電話をする。すると「予約はできているが仮予約の状態なのでこのままでは乗れませんよ」との回答。あわててネットを確認すると、どうも日本のクレジットカードのため支払いの承認が遅れているようだった。しかしあまりにも日本との時差がありすぎてなかなかスムーズにはいかない。

とても困った状況だったが宿のオーナーに事情を説明し、旅行会社に電話してもらうことにした。すると5分もしないうちにメールが届き、カードの承認が下りた。やっとこれで日本に帰れる目処がついたと言える。

少しは気が楽になったのでダウンタウンに出て買い物をした。実は靴もなかったのでスニーカーを買った。自転車用の金具の付いたシューズではさすがに歩きづらいし怪しすぎる。また帰国に向けて必要な身の回りの物などようやく購入した。

盗難事件から3日目!

朝ビジターセンターのコリンさんが迎えに来てくれて駅まで送ってもらう。8時出発、アンカレッジまで12時間の旅。本来ならバスで移動するところだが、2倍の料金もする鉄道にタダで乗せてもらえることができて本当にありがたい。

車窓からの景色は退屈で、未だ切ない気持でいっぱいだった。もうこうなった以上一日でも早く帰国したいと思った。午後8時予定どおりアンカレッジ着。予約したホステルに向かい、ネットで帰国便のチケットを探す。たまたま実家に自分名義のクレジットカードを1枚残していたことを思い出し、その番号でチケットを押さえることができた。しかし時期が悪すぎる。直前の予約では1250ドルととても高かったが、それでも日本に帰るしかないのだ。一応席は押さえたはずだが明日確認の電話をしよう。

盗難事件から2日目!

盗難事件2日目、くよくよしていても始まらない。パスポートもお金もない状態でどうやって日本に帰るのか全力で考えた。

午前中にVISAから電話があり、午後からお金が用意できるので、ダウンタウンにあるスーパーのカスタマーサービスで受け取ることができると連絡があった。またビジターセンターからはポリスレポートができたので警察に取りに行くよう連絡があった。昨日自転車は出てこなかったので、もう諦めて明日は帰国するためにアンカレッジに向かおう。

ひどい災難にあった事情をしったホステルのオーナー、ビリーさんはとても親切にしてくれて、1泊30ドルの宿泊費を無料にしてくれた上に、不便だろうからとプリペイド携帯電話を僕に譲ってくれた。おかげでこの電話であちこちに連絡をとるのにとても役立った。

午後、お金もポリスレポートも受け取り、もう一度ビジターセンターを訪れると、嬉しいことにアンカレッジへ向かうアラスカ鉄道の席を無料で押さえてくれた。ただし乗車時に身分証明が必要なので朝コリンさんが駅まで付き添ってくれることになった。もし盗まれた場所がとんでもない場所だったら日本に帰れなかったかも知れない。ビジターセンターの皆さんにはとても迷惑をかけてしまったが、最後まですごく親切にしてもらいとても助かった。

宿に戻り昨夜寝れなかったこともありこの日は良く眠ることができた。後の問題はどうやって飛行機を押さえるかだ。

最大のピンチ、自転車盗難事件!

その日はフェアバンクスまで残り50キロ程度だった。天気も良く昼前にはフェアバンクスに到着したが、3~4軒あるどのホステルに泊まろうか決めていなかった。ダウンタウンではすぐに立派なビジターセンターを発見することができたので、少し情報収集をすることにしたが、事件はここで起きてしまった。

午前11時、すぐに戻るつもりでビジターセンターの正面入り口前にど~んと鍵もかけず中に入ってしまった。とは言え中からもよく見える位置に停めていたし、まわりの人々は観光客ばかりでとても安全な雰囲気ではあったので、ここで盗難に遭うなどまったく考えていなかった。しかしついつい長居してしまい、30分弱目を離していたかも知れない。さあ出ようかと戻ると停めていたはずの場所に自転車がない・・・あれ?じゃまだから移動させられたのかな?などと最初は思った。急いで建物の廻りを探して見たが、どこにも見つからない。盗難か!?あろうことかパスポートなど貴重品を含む、全ての荷物ごとそっくり消えてしまった。

急いで中に戻りセンターの職員に自転車の盗難に遭ったことを伝え、すぐに警察を呼んでもらった。警察はすぐに動いてはくれたが、おそらく無事無傷の状態で出てくる可能性は低いだろう。頭の中は真っ白になり、あまりのパニック状態に吐き気までしてきた。

不幸中の幸いだが、発生場所がビジターセンターだったため、いろいろな面でサポートを受けることができた。まず電話を借りて実家の家族に連絡をとり被害を最小に防ぐため、クレジットカード、トラベラーズチェック、携帯電話をストップしてもらうよう頼んだ。次にアンカレッジにある領事館に連絡をとり、盗難の報告と今後どうするか相談する。自転車はおそらく出てこないだろうと考え、緊急帰国の方向で考える。お金はVISAカードの緊急キャッシングサービスを受けれることが分かった。身分証明がないので999ドルが限度だが、それだけあればしばらくはしのげるだろう。

夕方になり以前頭の中はパニック状態だったが、職員の人がホステルを予約してくれたので宿に向かうことにする。日本語ができる職員のコリンさんが宿まで送ってくれることになった。着替えもなにもなかったが、途中のスーパーでジーパンとシャツと下着を購入する。

宿には着いたものの、とても寝れるような精神状態ではなかった。1か月振りのベッドだったが、なぜあのとき鍵をかけなかったのかと朝まで悔んだ。

最新情報

7月19日、バーウォッシュランディング到着。

2日で280キロと順調に進んでいます。

7月21日 無事アラスカ入国しました。


7月24日 12時トック到着。もう少し進もうかな?どうしようかな?

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